「テレビで見るような捜査資料を手に、犯人を追い詰める——そんな体験を、今こそ叶えてみませんか?」
今回ご紹介するのは、道尾秀介氏が全編執筆を手がけ、SCRAPが制作したお持ち帰り謎『DETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人』。
筆者自身も実際に挑戦し、その難易度と没入感に圧倒されつつも、終始ワクワクしながら解き進めました。
この記事では、その魅力をたっぷりとお届けします!

ありそうでなかった体験が、そこには待ってるよ!
《プレイ情報》
『DETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人』
特徴: 本物さながらの捜査資料と濃厚なストーリー展開で事件を追う、超本格お持ち帰り謎解き
プレイスタイル: 1~4人
販売元:SCRAP
プレイ時間: 約3~4時間
難易度 ★★★★★★★★★★
満足度 ★★★★★★★☆☆☆
雰囲気 ★★★★★★★★☆☆
没入感 ★★★★★★★★★☆
オススメ度 ★★★★★★★★★★


評価や点数は、筆者の個人的な感想です。
実際の印象は人それぞれ異なる場合がありますので、ぜひご自身でも体験してみてください!





ちなみに、僕は倍くらいの時間がかかりました……。



難しすぎた~
捜査ファイルを開く瞬間の高揚感──開封から始まる本格捜査劇
この作品はまず、手元にある「大きめの箱」にワクワクが詰まっています。
箱を開けると現れるのは、寺の間取り図、被害者の解剖報告書、インタビュー記事、現場写真、取り調べ調書など、現実さながらの大量の捜査資料。
加えて、記者からの依頼文や名刺、封筒に詰められた極秘資料の数々。
これらを一つひとつ読み解いていくうちに、まるで自分自身が刑事になったような没入感に引き込まれていきます。
そして、資料を元にアクセスする専用サイトには、さらなる証拠映像や証言が。
「自宅でここまでリアルな捜査ができるのか……!」と驚かされるクオリティです。



こんなリアルなものを再現できるなんて、本当に驚き!
本物を見たことはないけれど、それでも「本物なんじゃないか」と思わされるような完成度
難しさの中にある快感と物語の深み
まず正直に言って、難易度は本当に高いです!
10点満点中10点という評価に偽りなし。特に論理的な推理力と、細かい情報を見逃さない観察眼が求められます。
しかし、その分一つの真相にたどり着いたときの快感は圧倒的。
時間はかかりましたが、捜査資料を並べながら頭を悩ませる時間そのものが非常に楽しく、「次は何が出てくるんだろう?」というワクワク感が最後まで続きました。
また、物語の背景もしっかりと練られていて、単なる謎解き以上の深みがあります。
登場人物の動機や過去、事件当日の状況など、読み進めるほどに「人間ドラマ」としての重厚さがにじみ出てきます。
「こんな複雑な事件、絶対一筋縄じゃいかない……」と思いながらも、少しずつ真相が見えてくる構造に心をつかまれました。



ストーリーの重厚さはさすがのSCRAPクオリティだと感じましたね〜
まとめ
お持ち帰り謎『DETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人』は、
筆者もこの作品に挑戦して以来、『DETECTIVE X』シリーズの次回作を心待ちにしていて去年の謎フェスで新作が既にリリースされています。
既に次回作もプレイ済みで、そちらのレビュー記事もいずれ公開予定です。お楽しみに!
今、あなたの手元に──未解決事件が届きます。
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