こんにちは!今回は、スタジオエスケープの新作公演『マダム・ルクレールの交霊会』を体験してきました。
もともとは大阪の高級ホテル「セント レジス ホテル」の一室で行われていた没入型イベント。
その世界観をそのままに、今回はスタジオエスケープのルーム型公演として再構築されたバージョンに参加しました。
※ホテル公演の詳細はこちら
セント レジス ホテルでの開催情報(PR TIMES)
本記事では、その上質な体験の魅力を、たっぷり感想と共にお届けします!

ホテル公演に参加したかった・・・
《プレイ情報》
特徴: 豪華ホテルを模した異世界空間で楽しむ本格リアル脱出ミステリー
プレイスタイル:最大4人 / 1チーム(貸切)
プレイ時間: 60分(所要時間約120分)
※解説&カクテルタイム込
難易度 ★★★★★★★★☆☆
満足度 ★★★★★★★★★★
雰囲気 ★★★★★★★★★★
没入感 ★★★★★★★★★★
オススメ度 ★★★★★★★★★★


こちらの評価や点数は、筆者の個人的な感想です。
実際の印象は人それぞれ異なる場合がありますので、ぜひご自身でも体験してみてください!


ストーリー概要-美しくも妖しい、1909年のホテル空間へようこそ
舞台は1909年、社交界の中心であるニューヨークの名門ホテル。
事件の発端は、有名な占い師“マダム・ルクレール”のスイートルームで発生したミステリアスな出来事。
プレイヤーはパラノーマル犯罪課の一員として、事件の真相に迫ることになります。
この空間演出がとにかく凄い!
応接室の孔雀モチーフの壁紙や重厚なビンテージ家具、灯りの使い方、BGM……どれを取ってもこだわりの極み。
入口の扉を開けた瞬間、現代からタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。
そして中盤以降、とある“交霊の間”に入った時の空気感の変化が見事。
視覚・聴覚に訴えかけてくる演出で、進めていくたびに緊張感が増していきました・・・!



毎回感じることですが「体験型シネマ」という名前にふさわしい完成度でした
五感をフルに使う謎解き体験
この作品の最大の特徴は「触れる」「聞く」「観察する」といった五感をフル活用すること。
各アイテムを実際に手に取り、ルーム内の違和感を読み解きながら、ストーリーを少しずつ解き明かしていきます。
情報の与え方が非常に上手く、解けた時や伏線に気づいた時の「なるほど!」という納得感が心地よい。
序盤こそ順調に進んでいた私たちですが、ある仕掛けで完全に足が止まりました。
まさかの展開に全員が悩み抜いた結果、「それやっていいのか!」という気づきで突破。その時の達成感は格別・・!
没入感のある体験と閃きの気持ちよさ、両方を一度に味わうことができます
体験を彩る、細部の演出と仕掛け
特筆すべきは、スタジオエスケープならではの“体験力”
以前にもいくつかの作品をプレイしていますが、今回の作品ではさらにプログラムやギミックの完成度が上がっているのを感じ、没入感は段違いとなっていました。
また、過去作をプレイした人にはたまらない“ニヤリ”とできる演出も。
小道具や演出の一部に他作品とのリンクが見られ、「あっ!」と声が出てしまいました。
ファンにはたまらないサプライズです。



ぜひ皆も探してみて欲しいな
体験後には特設のバーにて、スタッフさんと一緒にカクテルを片手に感想戦。
これも恒例ながら贅沢な時間です。
奥の棚には海外の脱出ゲーム検索サイト「Morty」で受賞したトロフィーが誇らしげに輝いていて、作品への信頼度がさらにアップしました。




まとめ
『マダム・ルクレールの交霊会』は、
すべてが丁寧に作りこまれていて、終始ワクワクとドキドキが止まりませんでした。
少しホラーテイストな演出もありますが、それも含めて物語の一部。
本格的な没入感、特別な体験をしたい方に全力でおすすめしたい一作です!